ALK-TOP(アルクトップ)工法(当社開発会員)
多種の地盤条件に対応する豊富なラインナップ
安定した品質と最適な寸法形状を確保するために、先端部品を一体型成型の鋳鋼品としました。ストレート型は貫入性の向上を図るために、打設時の回転力に対して剛性を高めた形状としています。拡底型は、一定ピッチのスパイル状の2枚翼とすることで、地盤の乱れを抑え、安定した支持力の発揮を追及すると同時に、施工時の回転トルクを抑え、施工性の向上を図りました。
拡底型
輪郭部鋼管の外径に対し、最大で4.5倍の先端翼を用い、先端抵抗力によって支持力を発揮します。
■ 認定番号 TACP-0388・0389
■ GBRC 性能証明 第11-15号
ストレート型
補強材の周面の摩擦力と先端抵抗力によって支持力を発揮し、摩擦力を期待できる地盤条件で有効です。
■ GBRC 性能証明 第11-16号
安心で確かな技術力・高い支持力性能を発揮
- FEM解析
- 圧縮試験および3次元モデルを用いたFEM解析により、先端部の耐力を確認しております。
- 鉛直載荷試験
- 多種の地盤条件にて、鉛直載荷試験を実施し、支持力性能を確認しております。
- 大臣認定・性能証明
- 拡底型では国土交通大臣認定、建築技術性能証明を取得。
ストレート型は建築技術性能証明を取得しております。
最適な提案で実現する経済設計
- 豊富なラインナップ
- 多種の地盤条件にて経済設計を実現するため、先端部はストレート型と拡底型を用意しました。軸部鋼管は89.1mm~267.4mmの8種類、拡底型の先端翼は軸部鋼管外径の約2.0~4.5倍を揃えております。
- 経済的な地盤調査
- 地盤調査は、スウェーデン式サウンディング試験を実施し、深度方向はもちろん平面な地盤状況を把握します。既存資料や土地ロケーションと合わせて、地盤補強の検討を行います。土質の判断が困難な場合には、サンプリングや他の調査方法を兼用することもあります。
- 経済的な設計提案
- 地盤条件によって、計画建物に最適な補強材の仕様を決定し、安全で経済的な地盤補強を提案します。